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2012年度上半期の倒産は微減、過去20年間で最小の件数だが、果たして…

ロイター

2012年上半期倒産件数が、過去20年間で最小というこのニュース、今後景気がよくなるサインと単純に受け取ることはできない。

倒産件数減少の要因として、「中小企業金融円滑化法」「東日本大震災復興緊急保証」などの政策により、資金繰りが一時緩和されたため、と分析されているが、そもそも「中小企業金融円滑化法」は2009年12月より約2年の時限立法として成立した法律。法律施行後も中小企業の景況は大きく改善しなかったため、同法は2013年3月末まで延期されたという経緯があるが、いまだに景況改善に向けた抜本的な対策や、明るい材料は見られない。

「中小企業金融円滑化法」は、通称「モラトリアム法案」とも揶揄されたが、2013年3月にはこのモラトリアム期間中にしっかりと抜本対策を行った企業と、対策を先延ばした企業とで明暗が大きく分かれそうだ。

出典:ロイター

東京商工リサーチより、2012年度(平成24年)上半期(4-9月)の全国企業の倒産状況がリリースされた。純粋な倒産件数では、前年同期比5.7%減となり、年度上半期としては4年連続で前年同期を下回っているという。また、過去20年間で見ても最少の件数となり、戦後33番目の低水準だという。
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