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米テスラモーターズ特許を開放、EV自動車の市場拡大を目指す

Photo: by Approved OregonDOT EV signage https://www.flickr.com/photos/oregondot/6837651227/

米シリコンバレーに拠点を置く、バッテリー式電気自動車(EV)メーカーのテスラモーターズが、自社が保有する全ての特許技術を他社に開放すると発表し、話題になっている。

特許開放の目的は、EV技術の進歩と普及にある。EV競合他社に先んじられることよりも、目下最大のライバルであるガソリン車への対抗を優先した形だ。

自社保有特許を開放することで、業界全体の発展を成功させたよいケースがすでに日本にもある。インスタントラーメン生みの親、日清食品創業者・安藤百福による特許開放だ。

彼はインスタントラーメン製造法の特許取得後、一時は粗悪な模造品を取り締まる動きをみせたが、後に一社独占をやめ各社へ使用許諾を与える方向へ転換。この時の安藤の決断は、下記の有名な言葉とともに記憶されている。

「日清食品が特許を独占して野中の一本杉として栄えるより、大きな森となって発展した方がいい」。

テスラ社の決断は、電気自動車を一大産業に発展させる歴史的な起爆剤となるだろうか。

出典:テスラモーターズ

テスラモーターズCEO、イーロン・マスク氏のブログ。自社保有特許を開放することを公表した。
>> 続きを読む (外部リンク: テスラモーターズ)

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