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日立製作所が「年功序列」を廃止し「成果主義」へ移行

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日立製作所が、管理職約1万1千人の賃金制度改定の発表を行った。

年齢や勤続年数によって賃金が上がる現在の年功序列的要素を無くし、仕事の役割と個人・組織としての成果をより直接的に報酬に反映する成果主義への移行を目指すという。今後、日立グループ各社にも展開される予定だ。

今回の制度改定の背景には、日立製作所のグローバル化がある。現在、日立製作所の海外売上比率は41%を超え、海外従業員比率も36%に達している(2012年度実績)。今後もさらに進展するグローバル化を見据え、国内の人材マネジメントにおいてもグローバル共通基準の導入が積極的に推進されている。

日本における成果主義は、1990年代後半以降、大企業を中心に採用されたが、これまでの年功序列を維持できない経営環境下において人件費を抑制するために採用されるケースなどもあり、目立った成功例はそれほど出ていない。

今回の日立製作所の賃金制度改定は、グローバル化の必要から生まれた新しい成果主義とも言えるもので、今後の日本の成果主義を行方を占う上で試金石となるのかもしれない。

出典:株式会社日立製作所 公式サイト

株式会社日立製作所 2014年9月26日付けニュースリリース
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