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創立80周年を迎える富士フイルム、エボラ熱の終息に貢献するか

Photo: by Film Matt Browne https://www.flickr.com/photos/mattbrowne/83845780/

エボラウイルスの世界的流行にともない、予防・治療関連ビジネスの株価が軒並み上昇している。そんな中、いつか来るかもしれないパンデミックに備えて着々と次の一手を打っているのが富士フイルムだ。

富士フイルムのグループ会社が開発したインフルエンザ治療薬「アビガン錠」がエボラ出血熱に有効であると見られ、同社は11月中旬からのアビガン錠増産を決定、十分な供給可能体制にあることを発表した。

そして10月27日には、バイオ医薬品の受託製造会社である米・Kalon社の買収により、ワクチンCMO市場に参入することを発表した。(CMO=Contract Manufacturing Organizationの略。薬剤開発初期の細胞株開発からプロセス開発、安定性試験、治験薬の開発・製造、市販薬の製造までの幅広いサービスを、製薬企業などに対して提供する。)この発表を受け、富士フイルムの株価はさらに続伸し、年初来高値をまたもや更新している。

今年で創立80周年を向かえた富士フイルムは、現在では化粧品・健康食品などのヘルスケア分野や、スマホなどに使われる高機能素材なども手掛ける総合化学メーカーに生まれ変わっている。時代の変遷、技術の進化にあわせて柔軟に変化を遂げる企業姿勢は見事である。


>> 続きを読む (外部リンク: 富士フイルム株式会社 ニュースリリース(2014年10月27日付))

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