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ソフトバンク孫社長「金の卵を産むガチョウ」はプレゼンのお手本

Photo: by MIKI YoshihitoSoftBank.  https://www.flickr.com/photos/mujitra/4808589278/

2014年11月4日、ソフトバンク第2四半期決算説明会が開催され、この壇上にて孫正義社長が株主向けのプレゼンテーションを行った。

このプレゼンテーションは、ソフトバンクは「金の卵を産むガチョウ」という結論で締めくくられるもので、ソフトバンクへの投資を促す内容となっている。当日の動画がソフトバンクグループWebサイトにて公開されているが、プレゼンスキルを向上させたいというビジネスパーソンにとっては必見の内容といえる。なぜなら、プレゼンテーションの構成スキルである「PREP法」が極めて効果的に使用されているからだ。

PREP法とは、結論(Point)→理由(Reason)→具体例(Example)→もう一度結論(Point)というプレゼンテーションの基本構成を示すもので、話の流れやストーリー性を重視しながら聞き手を説得したい場合の使用に向いている。

では、この日の孫社長のプレゼンテーション内容をPREP法を用いて分解してみよう。
Point:株主のみなさま、ソフトバンクは金の卵を産むダチョウです。
Reason:ソフトバンクは成長企業への投資を積極的に続けてきました。現在、それらの企業は目覚ましい成長を遂げており、時価総額の総和はソフトバンク自体の時価総額を大きく上回る規模になっています。
Example:例えば、先頃ニューヨークに上場したアリババを筆頭に、ヤフー、ガンホー、ボーダフォンなど。その他にも数多くのインターネット企業への投資において膨大なリターンを得ています。
Point:ソフトバンクより、投資先企業の時価総額の方が大きい状態は「ダチョウと金の卵」にたとえられます。今現在はダチョウ自体にはそれほどの価値がないと市場から評価されていますが、金の卵を産み続けることによって、いつかは金の卵以上の価値があるものとして評価されるはずです。ですから、ソフトバンクへの投資をしていただきたい。

出典:ソフトバンク株式会社

ソフトバンクグループ 2015年3月期 第2四半期 決算説明会動画
>> 続きを読む (外部リンク: ソフトバンク株式会社)

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