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職場環境の改善が企業力につながる 「ワーク・ライフ・バランス」のすすめ

Photo: Jamaica Trip by TomashDevenishek http://www.flickr.com/photos/33736334@N08/3268091255

あなたは、部下の有給取得を妨げていないだろうか。

2013年11月に発表された、内閣府の「ワーク・ライフ・バランスに関する意識調査」で、有給の取得が、上司の考え方や職場の雰囲気などに影響を受けていることが明らかとなった。有給休暇の取得率が低い人は、上司が有給休暇取得者に対しネガティブなイメージを持っているだろうと感じており、上司の意識と本人の有給休暇取得との関連が推察できるというのだ。休暇の取りやすさ=働きやすい職場の条件としても重視される中、仕事と生活の調和を図るワーク・ライフ・バランスの推進に積極的に取り組みながら、好成績を収める企業も存在している。

その先進的な事例をいくつか挙げると、積極的に有給取得に取り組んでいるのが、北海道を拠点とする六花亭株式会社だ。お菓子の作り手の心身がともに健康でないと美味しいお菓子は作れないとの考えの下、平成元年からずっと有給100%取得に取り組み、一方で高い利益率を継続している。TOTOグループは、1時間単位で取得できる時間有給休暇制度を導入し、75%前後の有給取得率を維持。仕事と家庭生活の調和を図り、生産性やモチベーションの向上につなげている。また、ネットアパレルショッピングモールを展開するZOZOTOWNは、1日6時間労働制を導入したことで25%の労働生産性を上げた。

いずれの企業も、ワーク・ライフ・バランスの実現に取り組み、高い生産性と業務効率化により企業力が向上したといえる。これまでワーク・ライフ・バランスは社会貢献的に捉えられ、ゆとりのある企業が行うといったイメージが強かった。しかし、今後は働き方の多様化や見直しの重要性に直面していくと考えられる。企業にとっては、ワーク・ライフ・バランスの意義を考え、残業や長時間の労働が“美徳”とされた古き風土から脱却し、管理者が率先して働き方の意識改革をすることが、企業力を強化する一歩となるであろう。

出典:エキサイトニュース

有給の取りやすさは「上司次第」 内閣府調査
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