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ライフネット生命、保険契約者数10万人超え 秘策はWebプロモーション

By Phil Roeder (CC BY 2.0)

ライフネット生命保険会社の保有契約者数が、開業から4年と9ヶ月で10万人を突破した。主な契約者は20~30代と若い世代だという。

確かに20~30代といえば、結婚や出産などを機に保険を見直すことも多いだろうが、ライフネット生命のこの世代の契約者比率は全体の約70%を占めており、生保業界全体の平均値と比較しても突出している。ライフネットがこの世代にピンポイントでアプローチできている秘訣はどこにあるのだろうか。

秘訣の一つには、Webやソーシャルメディアを活用したユニークなプロモーション戦略が挙げられる。ご存知の方も多いと思うが、ライフネット生命社長の出口治明(65)は自らが広告塔となり各種のWebプロモーションに積極的に参加している。2012年3月の東証マザーズ上場時には、コミカルなポーズや扮装をした出口社長の写真に一般参加者が好きなセリフをあてこみ、面白い作品はWebで公開をするというキャンペーンが実施された。企画担当者が叱り飛ばされても不思議ではない、きわどい内容のキャンペーンだったが、これがインターネット上では爆発的な支持を受けた。

20~30代にとって興味・関心をそそる内容をWebに公開し、20~30代が日常的に活用するソーシャルメディアでの話題の共有を狙う。ライフネットの快進撃にはこのようなプロモーション戦略が背景にある。もちろん前提には、Webプロモーション担当者の企画立案に、大きな権限移譲を決断した出口社長の度量の深さもある。

いまだに多くの企業がソーシャルメディアを活用したWebプロモーションのあり方を模索している現状だ。ソーシャルメディアに日常的に慣れ親しんだ若い世代に思い切って権限移譲し、活用を任せてみるというソーシャルメディア戦略も有効なのかもしれない。

出典:VentureNow

ライフネット生命保険は26日、同社の保有契約者数が今月13日に10万人を突破したことを明らかにした。開業から4年9カ月だった。

同社は2006年10月に設立。インターネットをおもな販売チャネルとした相互扶助型の生命保険事業を展開しており、24時間申し込み可能な利便性や価格競争力を武器に20代、30代の子育て世代から支持を集めた。

当初の契約者は首都圏在住者割合が6割を占めていたが、IPOやTVCM効果などによる認知度向上を受け、2012年には首都圏比率が4割に低下。以降、大都市圏以外のエリア割合が大幅に増加し、契約者の居住地域が全国へと拡大した。
>> 続きを読む (外部リンク: VentureNow)

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