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ビッグデータの今後を占う、個人情報保護法の改正作業が進む

Photo: by Wordle, telling it nicely Suzanne Long https://www.flickr.com/photos/suzannelong/3234126456/

個人情報保護法の制定から10余年が経過した現在、「高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部」いわゆる「IT総合戦略本部」の主導により、個人情報保護法改正に向けた作業が進んでいる。

改正の背景には、膨大かつ多種多様なデータの収集・分析が可能となった情報通信技術の進展がある。パーソナルデータを含むいわゆるビッグデータを事業に活かしたいが、法制度が追いつかず事業者側が利用に躊躇している現状を法改正により正し、ビックデータの利活用を促進させることが目的だ。

法改正に向けたスケジュールは以下の通り
・2013年12月 パーソナルデータの利活用に関する制度の見直し方針決定
・2014年6月 パーソナルデータの利活用に関する制度改正の大綱決定
・2014年6月25日~7月24日 大綱に対するパブリックコメントの募集
・2014年8月 パブリックコメントに対する考え方の提示(予定)
・2015年1月 個人情報保護法改正を含む関係法案の国会提出(予定)
・2016年以降 改正個人情報保護法の施行(予定)

先週パブリックコメントの募集が終了し、来月8月にはパブリックコメントに対するIT総合戦略本部からの回答が発表される予定。この内容は個人情報保護法改正に向けた政府の基本スタンスを示すものと見られており、現在、個人情報を多く所有する企業や、それらを利用したビジネスを目論む企業にとって、実務への影響を予測する材料として注目すべきものとなりそうだ。

出典:首相官邸/高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部

パーソナルデータの利活用に関する制度見直し方針より 平成25年12月20日 高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部(IT総合戦略本部)決定
>> 続きを読む (外部リンク: 首相官邸/高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部)

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