経営者の「知りたい」を解決するプロフェッショナルによるウェブメディア

  • TOP
  • ビジネスニュース
  • サイバーエージェント一部上場で認知された「東証マザーズ10年ルール」のまとめ

サイバーエージェント一部上場で認知された「東証マザーズ10年ルール」のまとめ

Photo: by Placeholder Jacob Ehnmark https://www.flickr.com/photos/ehnmark/3970640849/

サイバーエージェントは2014年9月5日、マザーズから東証一部へ上場市場の変更を行った。
上場市場を変更するきっかけとなったのが「東証マザーズ10年ルール」である。今回のニュースをきっかけに当該ルールをはじめて知ったというビジネスマンも多いのではないか。今回はこの「東証マザーズ10年ルール」についてまとめてみたい。

<ルール概要>
ひと言でまとめると「マザーズ上場後10年経過した企業は、マザーズ継続か、市場二部への市場変更を選択しなければならない」というもの。
マザーズのコンセプトである「東証一部へのステップアップを視野に入れた成長企業向けの市場」の実現を目指し、東証は2011年3月に上場規定を改正。こうして通称「東証マザーズ10年ルール」が制定された。

<ルールの詳細>
ルール適用は2014年3月31日から。この日時点でマザーズ上場10年を経過している会社は、この後はじめて迎える事業年度末から起算して3ヶ月経過した日の翌日から10営業日の間にマザーズ継続か、二部市場へのステップアップを選択しなければならない。

■マザーズ継続の場合
マザーズ継続の場合は、高い成長性を説明する書面と、証券会社や監査法人など第三者による確認書類が求められる(時価総額40億円以上の場合は確認書不要)。5年経過するごとに同様の手続きが必要。なお、マザーズ上場10年後は二部市場と同水準の上場廃止基準が適用されるため、水準を満たさない場合はマザーズに居残ることができない。

■二部市場へステップアップの場合
二部市場への上場審査基準を満たせば二部市場への移動が認められる。

<ルール適用企業>
2014年3月末時点でマザーズ上場10年を経過している企業は40社強。Jストリーム、まんだらけ、などの名前があり各社今後の動向が注目される。サイバーエージェントもこのリストに入っていたが、ルール適用前に自主的に一部への鞍替えを決断した形となっている。

「東証マザーズ10年ルール」詳細については、東京証券取引所Webサイト「上場後10年を経過したマザーズ上場会社による上場市場の選択http://www.tse.or.jp/rules/listing/mo-section.html(外部リンク)」など、東証の公式文章を確認されたい。

出典:株式会社サイバーエージェント 公式サイト

BROスペシャル

  • プロフェッショナルが選ぶ2012年3大ニュース
  • 海外の最新動向に見るリードナーチャリング最前線 後編
  • 海外の最新動向に見るリードナーチャリング最前線 前編

コラムをもっと読む

  • PREV
  • NEXT