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「10年後より5年後の人材を」 企業経営の人材育成現場で急務に

by Thomas Leuthard (CC BY 2.0)

株式会社リクルートマネジメントソリューションズが、人材マネジメントに関するアンケート結果を発表した。本調査は、従業員数1000名を超える263社のミドルマネージャー以上を中心にしたアンケートで、大企業の人材マネジメントの実態を垣間見ることができる。

調査結果のサマリーによると、人材マネジメントにおける第一優先課題は「5年後の経営層育成」であり、「10年後の経営層育成」よりも大きなポイントをつけたという。グローバル化の進展、インターネットの普及、新ビジネスの登場など、経営を取り巻く環境が激変する中で、人材育成も環境変化のスピードにあわせた早期育成が求められているようだ。

また、人材育成における教育プログラムの課題として、「人材育成の長期展望がない」「身につけるべき能力が不明確」といった回答をあげる企業が約半数だったという。多くの企業において、先々を見据えどのような人材を育てるか、という人材マネジメントの軸が確立していない状況が浮き彫りとなった。

本来、人材マネジメントは経営戦略を実現するための手段の一つであるべきだ。人材マネジメントの軸が確立していない状況は、言い換えると、先を見据えた経営戦略が確立できていないことの表われとも言えるだろう。

明確な経営戦略があり、はじめて、効果的な人材育成が可能となる。人が育たないと嘆く前に、もう一度、足元の経営戦略を見直し、その戦略を実行する人材に必要な資質・能力を見定めるべきなのかもしれない。  

出典:msn産経ニュース

リクルートマネジメントソリューションズ(東京)が、従業員1千人以上の企業の人事部門管理職を対象に行った「経営者人材育成実態調査」で浮かび上がった。郵送調査によって263社から回答を得た。

 調査では、経営人材やその候補者に関する課題の優先度を11項目の選択肢を出して尋ねた。優先順位の1-3位を合計した項目では、「5年後を担う経営人材候補の育成」を選択した企業が70%で圧倒的なトップ。続いて「現経営人材の事業創造力強化」が44%、「現経営人材の経営管理能力強化」が38%、「10年後を担う経営人材候補の育成」が38%と続いた。
>> 続きを読む (外部リンク: msn産経ニュース)

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