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ハングリーさに欠ける最近の若者の思考に歩み寄る 自分がリスペクトされる見本となる  ―イノベーションコラム「長山宏のああ感動」 vol.013

株式会社カクシン
代表取締役 公認会計士 税理士 中小企業診断士
長山 宏

今回はあるマネジャーの部下育成方法に関して感動した内容をお伝えします。

イノベーションコラム「長山宏のああ感動」

このコラムでは長山宏が日々の実務の中で感動した事を、つれづれなるままに文章にしたため、掲載をしていきます。

自分が憧れられる上司になることが大切

最近はどの会社でも部下が「そこまでして出世してリーダーにはなりたくない」と言い、そこそこで甘んじているという悩みが深刻なので、このコラムは多くの会社でご参考になると思います。私はひょっとしてこれは新しいモデルになるのではないかと秘かに期待しているのです。

冒頭に述べたマネジャーは「店長になりたいなら自分でそのポジションを勝ち取れ」と言って厳しく部下に接して部下の育成を行っているのです。「自分ではい上がろう」というハングリーさが部下に欠けていると誰もが信じて疑わない今日において、スパルタ育成を行っているのです。彼の上司も「それは無理だろう」と言っているにも関わらず、なんとそれなりに結果が出ているのです。それには上司も舌を巻きました。その秘訣は「リスペクトさせること」なのです。自分が必死に働き結果を出す。そして部下に「こうなりたい」と思ってもらう。

ただし最近の若い人は仕事人間ではないのでオンとオフの使い分けが重要で、休みは思いっきり遊び、生活を十分楽しむのだそうです。そして一般にはリーダーは仕事づけで朝早くから夜遅くまで働きづめであり、部下は「ああはなりたくない」と思ってしまうので、自分が一番早くに帰るのだそうです。部下に思いっきり任せて自分は早く帰る。結果的には厳しく接し、さらに自分の人生もエンジョイする。その中で部下に「この人のようになりたい」と思ってもらえることを目指しておられました。

最近の若い人は良くとらえるとバランス感覚に優れています。仕事づけで忙しく仕事だけの人生は評価してくれません。人生をいかに楽しむことが出来、全人格的に成長していく人生でなければ評価されません。「仕事最優先」という人の価値観は今の若い人には受け入れられないのだと思います。

仕事に対するねばりや欲求が足りないのではなく、上司のような仕事人間にはなりたくないので反発しているのであって、リスペクト出来る上司に対しては「カッコイイ!こうなりたい!」と思ってくれるのだと思いました。そうして考えてみると思い当たる節は多く、これがこれからの上司の目指すべきスタイルなのだと思いました。

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長山 宏

91年三優監査法人入社、97年三優BDOコンサルティング(株)取締役就任を経て現在に至る。京セラの稲盛名誉会長を師と仰ぎ、「社長が変われば全てが変わる」という標語のもと活動中。

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