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異動で達成する組織改革「変わらざるを得ない環境が革新を生む」  ―イノベーションコラム「長山宏のああ感動」 vol.009

株式会社カクシン
代表取締役 公認会計士 税理士 中小企業診断士
長山 宏

社員総会は、全体最適の為に各部署がどのような仕事をやっているかを把握しながら、自らの仕事の参考にしたり、協力し合える環境の基礎を形成するための試みです。

今回は約300人の会社での社員総会でのコメントを通じて組織革新を考えてみたいと思います。

イノベーションコラム「長山宏のああ感動」

このコラムでは長山宏が日々の実務の中で感動した事を、つれづれなるままに文章にしたため、掲載をしていきます。

変わらざるをえない環境が革新を生む

300人を超える会社では多角化、定期人事異動、クロスファンクショナルチーム、役員育成がキーワードになります。

経営者1人では見えなくなり、事業ごとに事業単位で経営を任せられる役員が育たなければいけません。そのために仕組み、部長人材の支えが前提になり、コアコンピタンス、技術が経営資源として重要になります。その前提のもと人事異動、部門内ローテーションで早く1人前に育てる環境が重要になります。

人は弱いので変わらざるを得ない厳しい環境が必要になります。異動により新たな基盤作りが必要となるのです。本質は何か、どうすれば良いかを自ら考え、人に聞き、学び、試行錯誤の結果、新たに作らなければならないのです。

異動すれば前任者のやり方に自分のアイデアが加わります。多くの人がその仕事に関わることで次第にもまれて進化していくのです。

又、異動で仕組みが出来るメリットもあります。異動が多いと無駄が排除され、誰が担当してもいいように内容が練られていきます。異動をすることで標準化が進みますので、実は仕組みを作るために異動を先にやる会社もあるほどです。

良い会社は1人1人が自ら考え自立しています。そのためには夢のあるビジョンがあり、それを共有し、その上で厳しく変わらざるを得ない環境に自らを置くことで形成されるのです。

海外に行けば否が応でもしゃべれるようになります。入試があるので勉強します。競争があるので革新します。

厳しい社員総会での変わらざるを得ない環境は、成長するために必要であり、素晴らしい機会なのです。前向きに受け止め、成長の糧にしてください。 

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長山 宏

91年三優監査法人入社、97年三優BDOコンサルティング(株)取締役就任を経て現在に至る。京セラの稲盛名誉会長を師と仰ぎ、「社長が変われば全てが変わる」という標語のもと活動中。

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