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開発担当者がお客様の声を聞こう!大切なのは「現場、現実、現物」の三拍子  ―イノベーションコラム「長山宏のああ感動」 vol.006

株式会社カクシン
代表取締役 公認会計士 税理士 中小企業診断士
長山 宏

イノベーションコラム「長山宏のああ感動」 

このコラムでは長山宏が日々の実務の中で感動した事を、 つれづれなるままに文章にしたため、掲載をしていきます。

大切な三拍子「現場、現実、現物」

先日、お客様の会議で部門間の在り方が問題になり数々の有用な意見が出ましたが、その中からの1つをお伝えします。

その会社は毎月新商品を1つ以上必ず出しています。商品開発は会社の生命線ですので重要性が高く、現状の兼任で行われている状態の改善が話題になりました。

従来は営業員がお客様から聞いてきたニーズ・期待から多くあるものを具現化するべく、開発関係者がその情報をもとに苦心しながら次々と新商品を作り出しています。

少ない人員でとにかくよくやっておられますが、残念なのは実験をしていないことと、開発者が直接お客様から聞いた情報で実感を持って作ってはいなかったことです。

議論している中で色々と意見が出ましたが、その中で確信的な意見が出ました。「開発者が直接お客様を回り、開発に必要な意見を集めたらよい」というものでした。

どこの会社でも営業と製造は対立関係になります。それぞれの利害が対立するからです。また開発は営業、製造、開発の3部署が連携を良くとらなければ良い製品開発は出来ない為、体制の在り方が問題になります。

その会社では、営業員がこまめに集めた数多くの具体的な情報が営業、開発、製造で活用されています。大したものです。毎週の情報共有会議でその情報を活用しています。まれに見る生々しい現場の情報が書かれている週報が活用されているのです。

建前ではなく本当に言われたことをそのまま表現している週報が書かれているので、直接聞いていない人でも開発が出来ています。しかし・・・

やはり何事も責任のある仕事をするには、全てではなくとも自分で実際に見て聞いて確かめながら、感覚をお客様と共有しながら判断したいものです。

仕事で大切なのは「現場、現実、現物」つまり、地に足をつけた仕事をいかなる機能、役割の仕事においても追及したいものです。

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株式会社カクシン
長山 宏

91年三優監査法人入社、97年三優BDOコンサルティング(株)取締役就任を経て現在に至る。京セラの稲盛名誉会長を師と仰ぎ、「社長が変われば全てが変わる」という標語のもと活動中。

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