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勢いのつけよう!こう着状態は小さな成功体験で打破する ―イノベーションコラム「長山宏のああ感動」 vol.005

株式会社カクシン
代表取締役 公認会計士 税理士 中小企業診断士
長山 宏

イノベーションコラム「長山宏のああ感動」 

このコラムでは長山宏が日々の実務の中で感動した事を、 つれづれなるままに文章にしたため、掲載をしていきます。

「初めの一歩」が組織に勢いをつける

これはどこの会社でもあることです。重い腰を上げて何やら新たな試みに取り組もうとする場合は、注意しなければいけないポイントです。

誰でもやるからにはより良いものを目指そうと、立派な成果あるいはあるべき論の議論をします。すると、いつまでたっても前に進まず同じところをグルグル回りながらなかなかスタートできません。批判家が勢いをつけてああでもないこうでもないと引き戻しにかかり、それに引きずられてしまいます。

先日もある会社で、そのようなグルグル状態をある役員が一喝することで変わりだしました。「何をやっているのか?全然前へ進んでいないではないか!議論は良いからとにかく前へ進めてスタートしなさい。」

そうなのです。まずは一歩前へ進めなければいけないのです。そこでどうするかですが、勢いをつけるのが正解です。

殆んどの人は変化を嫌います。失敗したくないからです。だから議論だけしてグルグル回りだす。そうならないためには、まず小さな成功体験を一つ作ることです。どんなに小さなことでも良いので、まずは一の矢を打ち込み、成功の味を占めさせ一定の批判者を巻き込み、次に二の矢を打ち込みその次に三の矢という様に次々成功体験を積み重ねて勢いをつけるのです。

組織が動くためには勢いをつけなければなりません。関わる人たちが前向きな気持ちで前へ進んでくれなければ現状を打破できないのです。「上手くいく」と思う人が一人一人と増えだすことで少しずつ勢いがついて仲間が増えだします。

何事でもそうですが、最初はまず一人から始まります。そこからどれだけ同じ目的を共有する人を増やしていけるかです。そのためには成功体験を積み重ねながら仲間を巻き込んでいくのです。

人はあるべき論では動きません。感情に左右されますし、とにかく防衛本能が強く、失敗を嫌います。組織的に何かを成し遂げるには流れを作り、メンバーが同じ目的を共有して同じ方向へ向かって動きださなければいけません。その為には成功体験を積み重ね流れを作り、勢いをつけながら、人を巻き込んでいくことで上手くいきます。

勢いをつけるための初めの一歩を上手く成功に導きましょう。

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長山 宏

91年三優監査法人入社、97年三優BDOコンサルティング(株)取締役就任を経て現在に至る。京セラの稲盛名誉会長を師と仰ぎ、「社長が変われば全てが変わる」という標語のもと活動中。

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