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社員のやる気を呼び覚ます たった2つの“動機付け”で職場環境を最適化 ―イノベーションコラム「長山宏のああ感動」 vol.020

株式会社カクシン
代表取締役 公認会計士 税理士 中小企業診断士
長山 宏

私は経理部・財務部・総務部・人事部・情報システム部などの管理部門は、経営資源である人・物・金・情報を調達・管理・育成・評価・循環させながら、全社的な視野で有効活用する為の機能を受け持っていると考えています。

イノベーションコラム「長山宏のああ感動」

このコラムでは長山宏が日々の実務の中で感動した事を、つれづれなるままに文章にしたため、掲載をしていきます。 

動機付けについて

経営者にとっては、社員がいかにイキイキと働いて成果を出してくれるかは重要なテーマであり、「どうすればいいか」といつも思い悩んでいると思います。今回は、誰もが重要視しているこのテーマを扱ってみたいと思います。

動機付けに関する理論で有名なものには、ハーツバーグの「動機付け衛生理論」があります。この理論は、無いよりはあった方がマシで動機付けの前提となる「衛生要因」と、動機付けに直接関係する「動機付け要因」との2項目を、実例を持って比較・検討しています。

「衛生要因」は会社の方針、職場の労働環境、対人関係、給与等であり、悪いと不満足になる要因です。これは良かったからといって、動機付けに直接繋がるものではなく、動機付けの前提として必要なものです。言わば「空気」の様なもので、良ければ当然と思える項目です。「給与」がこの衛生要因であるということを強く意識しなければ、経営では成果主義を導入して誤るように、方向性を間違えてしまいます。

「動機付け要因」は、仕事そのもの、目的・目標達成、評価されること、成長、昇進昇格等であり、「満足」に繋がる要因です。ここで大切なことは、人は誰でも自らの尊厳を強く求めているということがこの動機付けの要因の本質であるということです。人とは違う自分の良さを自ら追求し、演じ、効果を出して人から評価されること、つまり「自分らしさ」の実現が大切なのです。その為には自分を大切にし、自分を知り、自分の良さを人に及ぼして人から喜ばれ、感謝されることを具現化する環境をいかに作ってあげられるかなのです。

成長は仕事を通してしか得られません。「お客様を知り、お客様がいかに困っており、何を望んでおられるか、それに対して自分は何が出来て、どうすれば喜んで頂けるか」という当り前のことを常に意識して、具現化出来る状況を作る必要があるのです。残念ながら実際には私の知るところ、まず、そもそものスタートである「お客様を知ること」が出来ている会社が殆どありません。お客様に聞いていないし、聞いても教えてくれないと思っています。

物は試しで、まず誰でも良いので身近な人に「どうして欲しいか」を聞いてみられてはいかがでしょうか。素晴らしい気付きがあると思います。

「長山宏のああ感動」はメールマガジンとしても発信をしております。

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長山 宏

91年三優監査法人入社、97年三優BDOコンサルティング(株)取締役就任を経て現在に至る。京セラの稲盛名誉会長を師と仰ぎ、「社長が変われば全てが変わる」という標語のもと活動中。

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